まりんとメランが

hi-jin-syaccho2007-02-27

なかなかどうして面白いんですよ。
 
この作品、放送当時(2000年)はWOWOWのスクランブル(有料)でのみ
放送されていたので、知らない人も多いはず。
僕も全く知りませんでしたが、アメーバに投稿されていたのをなんとなく
観たら、ずっぽし嵌っちゃいましたよ。
 
時代は1970年代の神戸、主人公の浅葱まりんが運命的にモノマキア(クローンみたいなもの)である
メランと出会い、彼の言う「任務」の遂行のため、行動を共にし、狙ってくる敵と戦う。
 
そんな内容なのですが。
この話、底抜けに明るいまりんとは裏腹に、かなりテーマは暗いです。
まりんが両親のいない捨て子だったり、陰湿ないじめにあったり、住んでる長屋が放火で
焼かれたり、とにかくかわいそうな子なんですよ。
 
さらに、場所が神戸でブリガドーンの「等価崩壊」でどんどん焼け野原になっていくのですが、
それもまたかなり悲壮感漂ってます。多分、というかかなり「阪神大震災」を意識してるんだろうけども。
 
まぁ、そんな不幸な話なんですが、底抜けに明るいまりんと、お決まりの逆転ラッキーで
話は前に進んでいきます。あまりの「お決まり」っぷりに少々萎えるくらいですが。
 
あと、「なんでまりんが狙われるのか」とか「メランの任務って何?」とかの肝心な疑問は
物語の終盤までわかりません。この辺りは好き嫌いの分かれるとこですかね。
 
今なら22話までアメーバで見れるので、リンク貼っときます。
そのうち最終話まで投稿してくれると思います。
http://vision.ameba.jp/search/user.do?user=handmaid