まとまったお金の唄(注 めっちゃネタバレ

観てきましたね〜。いやほんと。どうにもこうにも。
人がいっぱい。
 
内容はね〜、面白かったです!笑いどころ満載!
とりあえずサダヲがいるだけで妙に場のテンション上がってるし。
凄いと思いました。
 
ストーリーは、相変わらずの理解不能話。いや、不能ってこともないけど。
1970年代のおおちゃか万博から阪神大震災までの話で、まとまった借金を抱えたまま旦那が死んでボケ始めたおかあはんと、その子供二人(長女ヒカルと次女スミレ)が主役。
で、離れに過激派革命家京子さん?とウンコ哲学者馬場さんが住んでる。
そこに乞食の神木君?が舞い込んできて、1枚のおおちゃか万博のチケットを2人の姉妹が取り合う。
さらに、京子さんは過去にレイプされてセクロスの出来ない体に。その京子さんに惚れてた馬場さんは克服させるために少年のチン○を切り取って差し出す。その被害者の一人が「長女」とされていた「ヒカル」だったという内容です。  
 
さらに、話の進行役?でスミレの産んだ子供が登場する。
名前は「博子」で、読み方は「パク子」らしい。
が、過去から振り返って語っているように見せかけて、最後に実は生まれてさえいない
死産の女の子であることが解るという衝撃的なオチ。
 
話全体に「不幸」がちりばめられていてとても不快。
「片親」「痴呆」「借金」「乞食」「レイプ」「チン切」「死産」「阪神大震災」「うんこ」
とまぁたくさん。ホントに不快。
でも、その「不快感」こそが「大人計画」の醍醐味なんだと思う。
 
「めっちゃ笑うんやけど、見終わったら気持ち悪いねん」
 
ってのをいつも言ってる気がする。
「熊沢パンキース」とか「ドライブインカリフォルニア」とか「春子ブックセンター」
とか。
なんかうようよしたものが残る感じ。
 
でも、もぎおが書いてた「阪神」ネタはいきなり過ぎてたしかにちょっと引いたな。
「とことん不幸」ってのを表現したかったのかどうかはしらんけど。
一家に降りかかる「不幸」としては重すぎるよね、これだけが。
 
まぁ、ほんとに見れて良かった!
絶対に映像化はされないだろうから、見逃すと後はなかったもんね。